韓国三大悪女~チャン・ヒビン、チャン・ノスク、チョン・ナンジョン~

どんな時代にも「悪女」と呼ばれる存在がいます。

しかし同時にそれは美女であったり・・

男尊女卑の歴史の中で男性社会に立ち向かったり

貧しさから抜け出すためであったり、一概に私たちの基準で「悪女」と言うのも気が引けますが・・

ここでは韓国で「三大悪女」(三大妖女)と呼ばれている女性を紹介します。

1 張禧嬪 チャン・ヒビン

貧しい家、低い身分の家に生まれながら王妃まで上り詰め、最後は王による賜死で人生を終えた女性です。

所説ありますが、父親は中人(庶民以上)だったが、母親が賤民だったために彼女の身分も低かったそうです。

貧しい家計を助けるために幼い頃に宮中にあがります。

部署は王の曾祖母王である粛宗の針番女官(いわゆるお針子さん)だったそうです。

とにかく一目を引く美貌だったそうで、粛宗の寵愛を一心に受けます。

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一度は皇太后によって宮中から追い出されますが・・皇太后が無くなったと同時にまた宮中に戻ります。

粛宗はチャンヒビンのことを殊の外寵愛しており、彼女との間に生まれた景宗を後継ぎに任命しています。

ついには正室である仁顕皇后を廃してチャン・ヒビンを王妃にするという暴挙もやります。(これには裏に宮中の勢力争いもありました。のちに事件によって仁顕王妃は復位、チャンヒビンは側室に降格というところに落ち着きました)

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こういう歴史の背景もあり、チャンヒビンは王を惑わした妖婦、王妃を廃位に追いやった悪女という印象が強く、ドラマでも気が強くわがままな女性として描かれることが多いのですが、

彼女が本当にそういう性格だったのかどうかは今ではわかりかねるところです。美貌を宮中の勢力争いに利用されたとも考えられますし、彼女自身も自分の美貌を利用したかもしれませんが、彼女のことが書かれている歴史書は彼女の敵方が書いたものなので、脚色して書かれているものもあると思われます。

ともあれ低い身分から王妃まで上り詰めたすごい女性であったことには間違いないです。

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張緑水(チャン・ノスク)

妓生(日本で言うところの芸者と遊女をかけあわせたようなもの)でありながら、王の側室になった女性です。

貧しい家庭に生まれ、生きるために妓生となると、あっという間に人気の妓生となったそうです。

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30歳を過ぎても16歳の娘のように美しかったと言い伝えられています。(童顔だったんでしょうか?)

そんな噂が当時の朝鮮王朝の王であった燕山君に伝わり、低い身分だったのにも関わらず、いきなり正式な側室になります。

暴君と恐れられていた燕山君の怒りを鎮められるのは彼女だけだったそうです。

この張緑水はとにかくわがままだったと言い伝えられており、側室になってからというもの燕山君と悪逆非道限りを尽くしたそうです。

(私邸を建てるために庶民の家を壊したり、自分の服を踏んだ使用人を斬首にしたり・・)

そんなことから庶民の憎悪の対象となり、クーデーターにより燕山君が廃位された後は、斬首刑になり、その遺体に庶民は石を投げたそうです。

こちらも脚色されている面もあるでしょうが、暴君のお気に入りだったと考えると、彼女も相当な悪女だったのかも・・と思えますね。

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鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)

こちらは王の側室でも、寵愛された女官でもない女性ですが、朝鮮王朝の中でも「女人天下」といわれた時代の一翼をかった女性です。

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彼女は武官の側女から生まれたたため、家では使用人として使われ正妻とその子供たちから虐待を受けていたそうです。

一方でその美貌は幼いころから一目を引くものだったそうで、彼女は生きるために妓生となります。

そこで当時の皇后であった文定皇后の兄に見初められ、側室となります。彼女は非常に頭が良かったそうで、文定皇后から絶大な信頼を得て宮中に出入りします。

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ドラマ:女人天下より

歴史書の中には「正妻を毒殺し、自分が正妻の地位についた。」と書かれているそうです。

更にドラマ女人天下では王である仁宗(文定皇后から見ると義理の息子)を毒殺した人物として描かれています。(史実かどうかは不明)

文定皇后が皇太后になると、夫の地位も絶大なもの、彼女の権力も絶大なものとなり外命婦(宮中の外にいる女性)の最高位である貞婦敬人(正一品)になります。

(文定皇后は朝鮮王朝の歴史の中でも政治に深くかかわった女性で、政治力に長けていたそうで、自身の実子である明宗が王位に就いてからは、政治の実権は彼女が握っていたそうです。)

しかし文定皇太后の死去と同時に、夫はその地位を追われ、彼女も前妻殺害の罪に問われますが、服毒自殺をします。

彼女の死後、彼女の使用人たち10人を拷問で厳しく取り調べたそうですが、誰一人自白しなかったそうです。

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これ、足の関節いっちゃうよね・・

恐らく使用人として育った彼女は自分の使用人に対しては非常に優しかったのかもしれませんね・・。

まとめ

三人に共通するのは

低い身分、貧しい環境から這い上がっていったこと

・美人だったこと

・野心があったこと

になりますね。いずれにせよ女性が政治の表舞台に立つと悪女呼ばわりされるのが歴史の常です。

悪女なことには悪女かもしれませんが、身分制度が厳しい朝鮮王朝で這い上がるためにはこれぐらいのバイタリティーがないとやってらんなかったのではないでしょうかね。

ではでは




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