Xin chao!
蛇姫です。
みなさん、王様や王子様と結婚することに憧れますか?
結婚していわゆる、
EmpressやPrincessになりたいですか?
女性なら一度は憧れるかもしれませんね。
さて、ベトナムにはなんと王様と二回も結婚したすごーい女性がいます。
このブログでは王様と二回結婚し
二回とも皇后になった
Dương Thị Ngọc Vân (ズーン・ティ・ゴック・バン)楊氏玉雲
彼女の像
を紹介したいと思います!
Wiki風プロフィール
本名:Dương Vân Nga (楊雲娥 ズーン・ヴァン・ガー)
生年:不明 没年:1000年
結婚歴
1回目:
(丁先皇)(?–979) →いわゆる大勝明王(大勝明皇帝)と呼ばれた ディン・ボ・リン 2回目:Lê Đại Hành(レ・ダイ・ハン ㇾ大王) (980–1000) →前期黎朝を開いた王。本名はㇾ・ホアン |
彼女はベトナムの武官の名門である
「楊一族」の娘と言われています。
(ズオン・ディエン・ゲという南漢軍を破った英雄の家臣の娘だとされています。)
また、一番目の夫であるĐinh Tiên Hoàng と同じ町(Hoa Lu)出身と言われています。

彼女をモチーフにした作品やドラマがベトナムでは作られています。
自分の子供が王様になる
ズーン・ヴァン・ガーの最初の夫は
ベトナムではĐinh Tiên Hoàng(丁先皇)と現在でも尊敬される
です。
丁王朝についてはこちら↓
彼が丁王朝の前に結婚していたのかしていなかったのかはよくわかりませんが、
彼女は彼の5人いた妻の中でも優位な地位に立っていたと思われます。
彼女が仕組んだことかどうかは今となってはわかりませんが、
丁朝では後継ぎ問題で、皇太子が殺害されたり
王であるディン・ボ・リンが宦官によって暗殺される・・
などのトラブル続きで・・
彼女の子供である、
丁璿(ディン・トアン Đinh Toàn)だけが、
唯一生き残った男子だったため、
なんと6歳にして王位につきます。
王の母として力を持つ
国を治める王様が唯一頭の上がらない存在・・
っと言えばやはり
「皇太后」ではないでしょうか?
歴史のドラマを見ていてもそうですが、
王の生母というのはいつの時代も絶大なる権力を持つもので、
女性の中では唯一政治的な意見に口を出せる存在と言えるでしょうか・・。
彼女はかなり頭の切れる女性だったそうで、
政治の場にも顔を出してたそうで、
そんな中で、
王である自分の息子の摂政の地位についた
レ・ホアンと恋仲になったと考えられています。