忘れがたい学生のお話②【兵役に行った時のお話】

彼が軍隊に行ってしまった日の道場はまるでお葬式でした。

ベトナム出会った忘れがたい学生のお話

いつもならうるさいぐらいに騒ぐ学生も

泣くのを堪えながら練習していました。

・・・

軍隊から一次帰省できるのは3か月後・・

それまでみんな待つのだ

一番寂しいのは彼なのだから・・

1回目の帰省まで3か月

さて、ベトナムの兵役は1年半から2年です。

その間に数回帰省することができるのですが、

最初に帰省できるのは3か月を過ぎたあたりで、

それまでは外部との連絡は一切取れません。

っというかどこにいるのかすらわかりません・・。

最初の3か月の帰省を待っているときは

3か月が異様に長く感じられました・・。

ああ、息子を戦地にとられたお母さんって

もっと辛いんだろうなあって

そんなことに思いを馳せながら・・

蛇姫は彼の帰省を待ち望んでいました。

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再会して大号泣!みんなびっくり

さて、3か月が経ったころ、

「そろそろ彼君が帰ってくる。」

っと言う連絡がチラホラ入ってきて、

学生から、「この日に帰ってくるらしい・・。」

っという話は聞いていましたが、

正確な日にち等はその日になってみないとわからない・・

(軍の命令で休暇が取り消されたり、

変更になったりすることがよくあるので。)

その日を待ち遠しく待っていたのですが、

その日は突然やってきました!

その日は、彼の剣道の師匠のお別れパーティーが開催されており

(彼の師匠は御年80を超え、健康上の理由もあって帰国することになりました。)

蛇姫も招待されたので行くことにしました。

行った会場でびっくり・・

明日帰ってくると聞いていた「彼」が・・

座っているではないですか!!

(*´Д`)

彼を見た瞬間・・

「○○!」と彼の名前を叫んで蛇姫大号泣

何不利構わず、彼に一目散!

彼をハグ!

周りのみんな「ポカーン」(°▽°)

そんなの蛇姫は関係ない!

蛇姫の気分は息子が戦地から生きて帰ってきた!

でしたから、もう大号泣でした。

彼も涙目でしたよ(*´ω`*)

彼がくれた素敵なプレゼント

そんな彼は一年半の兵役の間に

何回か帰ってきては、

私達と稽古したり

ご飯を一緒に食べたり

楽しい時間を過ごしたのですが、

そんな彼はある時私に本当に素敵なプレゼントをもらいました。

それは

兵役中に訓練で使った銃弾で

名前入りのペンを

蛇姫にくれたんです。

実際にもらったペンです。

「先生は私の大切な人だから」っと渡してくれました。

蛇姫涙

彼が、兵役に行ってる間、そのペンを毎日眺めては、

無事に帰って来ることを祈りました。

その甲斐あって彼は無事に兵役から戻って来てくれました。

その後

軍隊から戻ってきた彼は、家庭の事情もあって日本語学校の生徒にはなりませんでしたが、

蛇姫が創設した剣道部の要として、

後輩の面倒をよく見てくれたり、

剣道の段を取るべく、猛練習に励んだりしていました。

蛇姫が帰国する前に、二段をとってくれました!

今でも後輩たちの指導をしてくれているみたい!

ありがとう!

今度は彼から聞いた、軍隊生活についてまとめますね!

ベトナム男子が経験する兵役ってどんなもの?




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