伝染病の歴史②スペインが発症じゃないのにスペイン風邪

Xin chao!

コロナウイルスの脅威は日々世界を脅かしています。

しかしながら人類はこれまでも多くのウイルスと戦い、

その治療法やワクチンを開発してきた歴史があります。

私たちはどんな時も希望を捨てずにいれば

かならず報われる日が来るのだと、歴史に学ぶ必要がありますね。

さて、本日は1918年~1920年に流行った「スペイン風邪」についてです。

スペイン風邪はインフルエンザ菌が原因

スペイン風邪の原因は

近年の研究により

A型インフルエンザ菌であることが証明されています。

(鳥インフルエンザが変容して人にかかるようになったそうです。)

えっ?インフルエンザが世界で大流行して、人がたくさん死んだの?って思う方もいると思うのですが

当時はまだウイルスに対する研究が現在ほど進んでいなかったことや

これが当時の人にとってまったく新しい感染症であったために、

免疫を持った人がいなかったために、大流行したと考えられます。

スペインかぜウイルスは、現在のインフルエンザウイルスよりも30倍も早く増殖する能力を持つと言われています。

スペイン風邪は実はスペインうまれじゃない?

スペイン風邪が生まれたのは実はスペインではなく、アメリカと言われています。

スペイン風邪の最初の流行は、1918年3月にアメリカのデトロイト市およびサウスカロライナ州付近であったそうで・・

ちょうど第一次世界大戦も重なり・・

アメリカののヨーロッパ進軍と共に大西洋を渡り・・

5月、6月でヨーロッパで流行するようになりました。

なのでアメリカ軍がヨーロッパにまき散らしちゃったというのが、真実ですね。

(スペインは悪くないのに・・)

スペイン風邪の患者(アメリカ野戦病院)

そこから1918年秋にほぼ日本を含む世界中で発生!!

其のころになるとウイルスさらに強くなって、重篤な合併症を起きて死亡者が増えてちゃった!

そして1919年ごろになると、医者や看護師も感染しちゃって医療体制崩壊!!

したため被害が甚大になってしまったわけです。

歌人の与謝野晶子氏は

1918年11月3日に「横濱貿易新報」に

与謝野晶子 - Wikipedia

「政府はなぜいち早く この危険を防止するために… 一時的休業を命じなかったのでしょうか」

っと書いていたそうです・・。うう、何だか耳が痛い($・・)/~~~

スポンサードリンク

なぜスペイン風邪と言われているのか?

これは第一次世界大戦中

スペインは中立国であったために情報統制を行っておらず

スペイン風邪による被害を大々的に伝えていたからっということが原因みたいです。

参戦していたアメリカや、その他ヨーロッパ各国では情報統制をしていたので

あまり被害を大々的に報じることはなかったそうです。

しかし、このスペイン風邪、

当時の世界人口の3分の1がかかったとされており、(5億人)

死者の推定が1700万人~1億人とも言われています。

このスペイン風邪が世界最初のパンデミックです!!

(ペストはヨーロッパでの流行したものなので、世界中ではないです。)

人類と伝染病の闘い【黒死病・ペスト】についてまとました。

有名人も死亡しているスペイン風邪

スペイン風邪は今でいうインフルエンザです。

今でもインフルエンザで亡くなってしまう方もいらっしゃるように

当時もけっこう有名な方がスペイン風邪で亡くなってしまいました。

日本最初の女子留学生である

大山捨松氏

新5000円札に選ばれた津田梅子と共にアメリカに留学し、生涯の友人で会った大山捨松女史、大山巌陸軍卿夫人の生涯や功績についてまとめました。

劇作家で有名であった

島村抱月氏

島村抱月 - Wikipedia

なども当時の有名人も亡くなっています。

当時の人には衝撃的だったでしょうね。

若者が多く死亡した

ちなみに、このスペイン風邪は若者の死亡率が、高齢者の死亡率の六倍!!だったそうです。

色々な理由があるでしょうが

戦争に行っていた兵士が多くかかったことから

「過酷な環境」

「栄養失調」

「体力の消耗」

「集団行動」

などが症状悪化させたのだろうということが言われています。

そりゃそうだな・・・っと言わざるを得ませんね。

いくら健康な若者でも、戦場という過酷な環境でそんなものにかかったらひとたまりもない・・。

まとめ

スペイン風邪は1918~1920年にかけて世界で流行しました。

今年はちょうど2020年

スペイン風邪流行から100年目の年ですね。

100年前の人たちも目に見えないウイルスを恐れていたんですね・・。

(スペイン風邪の正体は研究によって明らかにされています。)

早くコロナウイルスの正体解明と

治療法、ワクチンの開発を願うばかりです。

コロナの予防策をまとめました




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。