日本に住む外国籍の方は年々に増え続けています。
夢を持って日本に来る方も大勢います。
しかし外国に移住した場合、よく問題になるのは
医療費です。
日本人であれば生まれたときから保険に入っていますが、外国の方であれば入っていないことも少なくなく
言葉がわからず病院に行けない、行っても病状を説明できない
適切な治療が受けられない
そんなことも少なくありません。
そんな外国人の患者さんと向き合う一人の女性医師がいます。
その方が
浅香朋美さんです。
彼女はどのような経歴でこのような仕事につくことになったのでしょうか?気になったのでまとめてみることに致しました。
Wiki風プロフィール
名前:浅香朋美
年齢:44歳
勤務先:成田赤十字病院(千葉県)国際診療科 部長
日本赤十字社海外派遣要員の資格を持つ
海外で災害などが起こった時に、現地の最前線で働いているお医者様です。
ウガンダやハイチなどに派遣
浅香さんは日本赤十字の海外派遣要員の資格を持っていらっしゃいます。
そのため海外で災害が起きた場合、現地に赴き治療を行っています。
平成22年に起きたハイチの大地震で1か月
平成23年にはウガンダに4か月ほど派遣され
現地の人の治療にあたるなど、国際的な人道支援に貢献していらっしゃいます。
現地ではやはり
「十分な施設や資源がないため、日本であればあたりまえの処置や治療ができず、後遺症が残ることが明らかであるのに何もすることができなかったり、胸が締め付けられるようなことがたくさんありました。」 引用:日本赤十字社 成田赤十字病院HP ハイチ大地震救援活動報告
など貧しい国では日本ではできることもできない・・っという歯がゆい経験をされていることが国際診療科で働くことの経験につながっているのではないでしょうか
ウガンダで経験した衝撃的な体験
また、浅香さんは世界最貧国の一つであるウガンダにも派遣されたことがあります。
ウガンダでもかなり衝撃的な経験をされています。
そこでは医療が未発達なことはもちろんですが、古い習慣や怪しいおまじないのようなものが治療として使われていて、さらに症状を悪化させてしまう人が多かったことです。
まず驚いたのは、衛生状態の悪さ。術衣はすべて布製で、滅菌しないと使えない。洗剤やガーゼが不足し、腸閉塞の患者の治療のため、ゴム手袋とばんそうこうで即席の人工肛門を用意したこともある。
感染症で傷口が化膿(かのう)した患者が多く、地元の祈祷(きとう)師による”治療”でウサギの毛を付けられ悪化したケースもあった。
うみのたまった傷が体中に広がった13歳の少女の母親が「祈祷師にみせるため退院させる」と言い張り、激論になったことも。効果がなければ再び来院することを約束して送り出し、少女は2週間後に戻ってきた。
引用:日本経済新聞
うさぎの毛をつけるって、素人でも衛生的に悪いってわかりそうなものですが・・一体どんなおまじないなんでしょう?
現在は国際診療科で働く
現在浅香さんは、千葉赤十字病院の国際診療科で
・通訳
・治療費の精算
・大使館とのやりとり
・未回収の治療費の回収
など本当に多忙を極めているそうです。
千葉県では外国籍の方が未払いの医療費が1200万円にも上るそうです。
彼女の仕事はこれから外国人が増え、日本の医療の中にどう受け入れていくのかということを考えていく難しい仕事でもありますね。
結婚はしているの?
これだけ忙しい浅香さんはご結婚されているのでしょうか?
その情報は、つかめませんでした。
有名なお医者様とは言え、一般の方ですからね。
これからの活躍も期待していますが、ご自身の健康にも気を付けて欲しいところです!