神の島と呼ばれる久高島の女性のみで行われる神事とは?

ヒューマンスポーツで、ウエイトリフティング日本代表の糸数陽一選手が紹介されていましたが、

その糸数陽一選手のご出身は神の島である「久高島」であるということが紹介されていました。

そんな神の島と呼ばれる久高島で「女性」のみに受け継がれてきた儀式が大変気になりましたのでまとめました。

ドラマ「テンペスト」を衣装から楽しむ 神女の衣装その1

スポンサードリンク

琉球神話の聖地

沖縄には琉球神話というものが残っており、

琉球の創世神が天からこの島に降りてきて国づくりを始めたという、琉球神話の島であるとされています。

琉球王国時代の王様はたびたびこの島に巡礼に立ち寄ったそうです。

「祝女(ノロ)」という存在

琉球王国には「祝女(ノロ)」と呼ばれる女性の神官制度がありました。

この祝女は琉球王国の各地域の宗教的な支配者として配置されていました。

神道の巫女さんと混同されやすいですが、ノロは巫女さんとは違い、補佐的な立場ではなく、主体的に神事を取り扱う神道でいう「神主」にあたるものです。

昭和初期のノロ

ノロは神そのものである

ノロは琉球の神々と交信することのできる存在であり、また祭祀の間はその身に神を憑依し、神そのものになる存在とされているので、「神人、神女(かみんちゅ)」と呼ばれることもあるそうです。

神を憑依させることができるのは女性とされているので、神官であるノロはすべて女性なのだそうです。

邪馬台国の卑弥呼のような存在と考えればいいのかな?

神と交信し、その神の言葉を男性が実行する・・

琉球王国はそんな体制をとっていたのでしょう。

任命と成巫儀礼

ノロは原則として世襲制で、ノロ殿地(どぅんち)と呼ばれる家系から出るそうです。

これらは琉球王国時代に王府より任命されたもので、元々は各地域の有力な家系の肉親(姉、妹、妻など)と考えられているそうです。

久高島では、その就任儀礼が12年に一度行われ、久高島で生まれ育った30歳以上の既婚女性が神女(神職者)となる儀式がおこなわれてきたそうです。

しかし後継者不足で1978年を最後に、通過儀礼がおこなわれなくなっているそうです。

・・うーん何とも残念な話です。

通過儀礼の様子

スポンサードリンク

戒律や決まりなどは?

ノロは役割は豊穣を願うこと

災厄を払うこと

祖先をまつること

時期ごとにある数多くの祭祀を行うこと

その祭祀において神を憑依させる依代となること

などであるため、戒律や教典はないそうです。考えとしては神道とそこまで変わらないのかもしれないですね。

更に偶像崇拝はしない。

何かを唯一の神と崇めることもしない。

石などが神体として崇拝される例もありますが、これはあくまで、神道と同じくそこに神が宿るという考え野茂等に対するに対する尊崇の念であるようです。

神職の女性で気になるのは、やはし処女であるかないかというところもありますが、久高島では30歳以上の既婚女性がなるものなので、処女性は特に求められていないようです。

男子禁制の場所

沖縄の島には「御嶽(うたき)」と呼ばれる神事を行う神聖な場所がいくつも存在します。

久高島にも御嶽、拝み所(うがんしょ)などの聖地が散在しており、中でも島中央部にある

クボー御嶽と呼ばれる場所は久高島第一の聖域であり

男子禁制!!だそうです。

沖縄にの島には現地の人以外はいけない神聖な場所、

男子禁制の場所がいくつかあるそうなので、遊び半分で入ることは絶対にやめましょう。

遊び半分に入った方は死んでも文句は言えないそうです。

「クボー―御嶽」の画像検索結果

いかがでしたでしょうか?

かつて琉球王国として栄えた沖縄の宗教は、また独特で興味深いものですね。

どうかこれからもこの伝統が続いていきますように!




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。