【富士山・すき焼き・芸者】
一昔前の外国人から見た典型的なイメージと言えばこの三つでした。
今でも芸者さんのというのは海外でも人気がありますし
日本文化の象徴ですよね。
そんな芸者さんの中でも一際際立つ存在のなのが
赤坂で芸者を始めて62年の
「赤坂育子さん」なんと79歳!!
とても79歳とは思えないきびきびとしながらも、柔らかく、艶のある立ち振る舞い・・
そんな艶があって、気品のある立ち振る舞いと、多くの大物を虜にしてきた、その話術は女性として気になりますし、是非学びたいということで、人気芸者であり続ける秘訣をまとめてみました。
赤坂育子さんのプロフィール
芸名:赤坂育子
生年:1940年
年齢:79歳
出身:熊本県
10代で父親の反対を押し切り、芸者の道へと進みます。
なんと芸者になりたいがために、長唄の師匠の連絡先を書いた紙を残して、風呂敷一つで実家を出たそうです。
いやーー、たおやかな容姿からは想像つかない行動力です。
1か月後にお父様もその本気度を理解し、許してくれたそうです。
「一流の芸者になるように」という言葉をくださったそうです。
赤坂一の美人芸者として、財政界の要人も彼女をひいきにしてきたそうで、
有名なお客さんとしては、
田中角栄・佐藤栄作・勝真太郎・美空ひばり・力道山さんなどもいるそうです。
「一流の方と接したことが今日の自分のを作ってくださっている。」
と話されています。
育子さんの写真

若いころの一枚。日本的な色っぽさです。

日本美人画ですね!

年を重ねるごとに美しくなる。
恋愛・結婚について
育子さんの恋愛や結婚についての情報は全くをもってありません。
現在は置屋で後輩7人を抱えて、後進の育成に力も注いでいるそうですから・・
結婚なんてする暇もなかってでしょうしね。
(恋愛はあったのかもしれませんが、芸者は結婚したらできなくなるので芸者として生きていきたいのならば将来独身を通すしかないのです。)
お客さんにすべてを尽くすため、芸者さんは結婚しないのがしきたり。
芸に生きる・・
それが芸者の生きる道なのです。
若さの秘訣・愛される秘訣
みなさんが気になるのはなぜそんなに今でも若くいられるのか
長い間芸者を続けられているのか?
っというところではないでしょうか。
本人曰く
「毎日毎日、大事に積み重ねていくこと。」
だそうです。
誰でも年は取るし、老いは来ますが、年を取ることに学べば人間は成長できますよね。
一日一日67年間学んできたからこそ、若い人には出せない色香、気品、話術があるんですね。
育子さん曰く
「生活すべてが芸者」
とのこと・・。だから一流なんですね。
女性として、人生の先輩として本当に尊敬します。
今後の活躍も期待しています!