ベトナムのハンサムの条件についてはこちらに書きましたが、
見た目云々よりも、やっぱり人間中身が大切!
っということで、ハンサムじゃなくてもギャランでいよう!っということで今日はベトナムで出会ったギャラン達のエピソードをご紹介。
ちなみにギャランとは
ギャランとは、スマートにレディーファーストができ、女性や子供に優しい男性のことです。
ベトナムでは「ギャランですね!」と言われたら、それは最高の褒め言葉だと思ってください。
フランス文化が入ったベトナム、特にホーチミン都市部では男性はギャランであることがモテる秘訣とも言えます。
食事の世話をしてくれるギャラン
日本では外でも家でも食事で気を使うのは女性ですが、
ベトナムでは、レストランでは飲み物を取ってきたり、調味料を準備してくれるのは男性が圧倒的に多いです。
それが女性に対して「あなたを大切にしてますよ。」っというサインみたいですね。
私が先生という職業がらもありましたが、学生とご飯を食べに行くと大抵男の学生がいろいろ気を使ってくれてびっくりしたのを覚えています。
日本だと食事の細かなことは大抵女性がしますからね。
家では女性がやることが多いみたいですが、
外では男性がやることがスマートとされているようです。
傘をそっと刺してくれたギャラン
私の学生に日本語はそれほど上手ではないけれど、とても優しい、まさにギャランがいました。
彼のモットーは、いつも笑うこと。苦しい時も、悲しい時も笑顔で乗り切ることでした。
雨の降った日
傘もなく歩こうとした私にそっと傘をさしてくれたり
女性が重い荷物を持っていると、誰でも関係なく彼は率先して持っていました。
日本語はあまり上手じゃありませんでしたが、優しさは雰囲気で伝わってくるものでした。
卵の殻を剥いてくれたギャラン
ベトナムでは、うずらのひよこを食べる習慣があり、
見た目はえぐいけど中々美味しい!
しかし剥きづらい
食べにくい
そんな時、私のためにいくつもいくつも卵を剥いてくれたギャランがいました。
しかも塩までつけて私に渡してくれました。
学生の弟で、まだ当時17歳で、日本語は全くわからない子でしたが、何かと日本人で不慣れそうだと思ったのでしょうか、
本当に優しくしてくれました。
忘れられないベトナム人の一人です。
優しい人ベトナム人男性たち
ベトナムにいて思ったのが、とにかく日本ではあまりない種類の優しさをベトナム人男性から感じました。
風邪の時はわざわざ薬を買ってきてくれる。
美容院に連れて行ってくれる
失恋で泣いてると喫茶店でなぐさめてくれる
バイクで送り迎えしてくれる
日本みたいな忙しさがないからかもしれませんが、
良い意味で困った時に甘えられる、悪い意味では甘えすぎちゃう関係性ではありました。
結局私は外国人で、みんなにお返しらしいお返しはできませんでしたが、せめて日本にいるベトナム人には優しくしたいと思ってます。
ベトナムにこれから住むという皆さんが、ベトナム人の優しさに触れて、ベトナムを好きになることを願ってます