ベトナムに徴兵制度があることはこちらのブログでお知らせしました。
さて、ベトナムでは中卒、高卒は珍しいことではなく
経済的な事情から優秀でも大学へ行けない若者はたくさんいます。
なので、特に田舎では中学、高校を卒業してすぐ兵役に就く若者、国への奉仕活動をする若者が多くいます。
さて、中卒、高卒の若者が経験すりは兵役とはいかなるものでしょうか?
(蛇姫の学生は実際に18カ月に及ぶ兵役に行き、その話を元に作成しました。)
ある日届く紙
ある日こんな紙が届くそうです。
おめでとう!あなたは軍隊への入隊が決まりました。
月 日に召集しますので、時に〇〇にお越しください。
中卒、高卒の場合は有無を言わさずこれに従わなければなりません。
大卒の場合は兵役以外の手段を選ぶことも可能ですか、中卒や高卒は選択肢がないそうです。
3か月は連絡不可
召集に従い、指定の場所に行くと、そこにバスがあるので、それに乗ってどこともわからず連れて行かれます。
ホーチミンの場合はBinh duong省の軍の施設のようですが
召集されてから3カ月間は外部との連絡は一切とれません。
3カ月間、自分の可愛い学生がどこで何をしてるのかもわからない、無事なのかもわからないのは辛いものでした。
戦争に行った息子を持つ母親とはこんな気持ちなのかと思ったぐらいでしたね。
3カ月の基礎訓練を終えて3日間の休暇で帰ってきた彼を見たときに、大泣きしたのを覚えています。
3カ月ぶりに見た彼は、たくましい体に焼けた肌をしていました。
草むしりからスタート
中卒、高卒の子が受ける訓練はかなり過酷です。
彼の話によると
最初の一週間は朝から晩まで草むしり
日中気温が40度近くになるベトナム南部です。
熱中症で死人が出ないのか謎です。
また、本格的な訓練が始まると
朝4時起き
ランニング(❓キロ)
腕立て200回(片手で)
腹筋背筋側近200回
などが朝が始まるそうです。
100キロの砲弾を持って走る
彼の部隊が、大砲で飛行機を打つ事が任務だったそうで
一つ50キロの砲弾を二つ持って走る
その弾を入れた砲弾のジョッキを回す
大砲訓練で耳から血が出る
なーんていう事が日常だっそうで
しかし人間慣れるとそんなことは何でもないですよ!っと言っていました。
むしろ血が出てみんなで笑いました!
っと言っていた(´-`).。oO