ベトナムの中でも独特の言葉、文化を持つ都市があります。
かつての王都、フエです。
ここにはかつて朝が都を置き
年間王都として栄え、ベトナムの文化、学問の中心地として栄華を極めました。
今でも当時の面影を止めた王宮が残っていますが、
フエには美人さんが多いことでも有名です。
さてどんな美人さんで、美の秘訣とは何でしょうか?
探っていきましょう。
フエ美人とは
フエ出身の女性のことを指します。フエの女性はホーチミンやハノイとは違う雰囲気を持っており、憧れる男性が多いそう。

写真はイメージです!出典:ベトナムで生き抜く術 VIETSTAR
理由としては
昔、宮中には皇后などに仕える美しくて才能ある女性がたくさんいいたのですが・・
阮朝が崩壊した後、その女性たちは皆フエの町に下ったというわけで・・
その美しい女性たちの子孫が今もフエにはいるわけです!
宮中文化を受け継いだDNAはやはり他の都市の女性にはない何かがあるようです。
フエ美人は肌や髪が美しい
フエ美人は肌や髪がとても美しいそうです。
フエの料理は薬膳効果のあるハーブや野菜、香辛料を多く使い、油は少なめとのこと。
また海老やしじみなどの海鮮系も多く使われるのがフエ料理の特徴。
季節によって体を温めたり、冷ましたりすることを料理で行っているそうです!

野菜をたっぷり入れて食べるブンボ―フエ
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牛肉を葉っぱで巻いて食べるボーヌンラーロット
宮廷で発達した美容法
またフエには昔ながらの薬膳茶を作っているところが今も残っており、約100年間にわたって栄えた阮朝の中で発達し、皇后を始めとする、宮中の女性たちが飲んでいたそうです。

出典:Foody
Tra hoa cuc(菊の花茶)やTra hong hoa(バラの花茶)はスーパーなどでも買うことができます。
菊の花茶には安眠効果,バラの花茶には美肌効果、婦人病に効果があるとされています。
その中でも貴妃茶(Tra qui phi)と呼ばれるものが一番女性には良いそうですが、蛇姫はホーチミンの中では見たことがない!!残念!
フエに行った時にこちらにお邪魔して味わって、まとめ買いして持って帰りました。
市街から少し離れていますが、古き良きベトナムを味わえるお茶屋さんです。
頑張って行ってみてください!
チャーディンヴージー/Tra Dinh Vu Di
住所:Cu Chanh Village, Thuy Bang, Huong Thuy Dist., Thua Thien-Hue Province
電話:(054) 386 5703 / 094 848 9902
営業時間:7:00〜22:00
http://www.tradinhvudi.com.vn
そんな薬膳効果のある料理やお茶を今でも取り入れているなら肌や髪が美しいのはうなづけますね。
家庭的で優しい
フエの女性は家庭的な人が多いそうです。
フエでは女性は小さい頃から家事や行儀を他の地域に比べると厳しく躾けられるそうです。
古来より「コン(Cong/家事・仕事)」、「ズン(Dung/行動・姿勢)」、「ゴン(Ngon/言葉・話し方)」、「ハイン(Hanh/礼儀・道徳)」が女性における四徳(トゥードゥック/Tu Duc)とされ、幼い頃から家庭の中で厳しくしつけられるという。
出典:ベトナム スケッチ
また、フエは女性に限らず男性も穏やかな口調で話す人が多く、上品な雰囲気を持っています。
ホーチミンの人は基本陽気で明るく、声が大きいのが特徴ですが、この人なーんか静かに話すなぁっと思ったらフエの人だったりします。
教養が高い
フエの人は男女問わず教養が高いと言われています。
やはりそこは昔、都があった場所、教養の高い官僚が多くいたこと、
その官僚を育てるための教育機関があったことなどが挙げられます。
教養が高い人、年上の人はは特別に尊敬される土地柄もあり、読書家な人が多いそうです。
宮廷秘伝の化粧品
フエには今でも宮廷御用達の化粧品を作っていた一族が住んでおり、
宮廷秘伝のパウダー、基礎化粧品を作り続けています。
このパウダーの作り方は秘密!とのことですが、
ミネラルたっぷりの鉱石やバラの花や菊の花の成分を使っているそうです!
ファンデーションのように肌に負担をかけることなく、肌のキメを整える、色を白く見せるなどの効果があるそう!

Phan nu(ファンヌ)
ホーチミンでも売ってますから、買って試すのもいいと思います。
フエは宮廷文化を残す中部の町です。
ホーチミンともハノイとも違う雰囲気を持っていますので、ベトナム旅行の際は是非いってみて下さい!
コメント
フエも薬膳茶があるんですね~。貴妃茶はなにが入っているのですか?
クコやなつめ、バラの花、フルーツですね。甘酸っぱくて美味しいですよ。