娘に性行為強要の男が無罪のニュースから見る「日本の性犯罪に対する司法制度、社会的意識の問題」②




さて、性犯罪の裁判が始まるとどんなことが起きるのでしょうか?

意外にも裁判の方は被害者を守るという意識がだいぶされてきています。

被害者の心情を汲み取りだいぶ改善されてきました。

性犯罪の裁判が行われる際は次のような配慮がなされます。

被害者のプライバシーは一切明かさない

一昔前、裁判ではどんな犯罪であろうとも被害者の氏名、住所は読み上げられました。そのため被害者の個人情報は傍聴席に只漏れ・・そのため性犯罪の被害にあったことは一発で世間にばれて、運悪ければ実名でニュースになってしまいました。

今は被害者のプライバシーを守るという観点から、被害者の個人情報が裁判に出ることはありません。

被害者は別室にいることができる

一昔前は、性犯罪の被害者でもあっても聴席から姿が丸見え、加害者とも顔を合わせなくてはならず、裁判席で自分がどんな目にあったかを大勢の人の前で話さなければならなかったわけで・・親にだって話したくない詳細を見ず知らずの大勢が聞いてる中で話すなんて・・考えただけでもきつい・・しかも目の前に加害者いるのに・・

現在はモニタリングと言って、被害者は別室で裁判を見ながら、被害者の証言を行うことができます。

また裁判席に来ても傍聴席からは見えないように、加害者からは見えないように席を作ってもらえます。

一番の問題は裁き方

さて、裁判の進め方自体は被害者の気持ちに沿うものになってきましたが・・

やはり問題なのは裁く裁判官の意識、社会の意識ではないでしょうか?

娘に対して性的虐待を続けていた男に対して無罪判決を言い渡した裁判官は、

「抵抗不能だったのは認められない」という言い分で無罪を言い渡しています。

つまりこの裁判官は抵抗できる能力があったのにも関わらず、抵抗しなかったんだから同意したのだろうという判断をしたのです。

変わるべきは裁判官

一昔前より性犯罪に対する偏見や、女性に対する性的な規範は改善されてきたと思います。

しかし裁判の世界ではまだ「抵抗の有無」を争点に置いていること自体に、司法の世界の旧体制ぶり、裁判官の考えの古さに驚きます。

自分より力の強い男性、まして父親に抵抗できる子供が。一体どれだけの数いるんでしょうか?

14歳という多感な年ごろに父親から性的な虐待を受け続けてきた心の傷を裁判官は慮ったのでしょうか?

弱いものを助けるのが司法なんじゃなかったんでしょうか?

こんな判決が出たら、同じようなことをする卑怯者が増え、野さ晴らしになるじゃないですか!

この裁判やり直しができるのなら、やり直して、男に極刑を言い渡して欲しいものです。

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