娘に性行為強要の男が無罪のニュースから見る「日本の性犯罪に対する司法制度、社会的意識の問題」




前回のブログでも書きましたが、娘に性行為を強要、娘に性的虐待を働いてきた男が無罪を言い渡されるという、かなりショッキングなニュースが流れてきました。

詳しくはこちら↓

2017年に愛知県内で抵抗できない状態の実の娘=当時(19)=と性交したとして準強制性交罪に問われた男性被告に、名古屋地裁岡崎支部が「被害者が抵抗不能な状態だったと認定することはできない」として無罪判決(求刑懲役10年)を言い渡していたことに対しての意見

このニュースに驚きと怒りを隠せないのは私だけじゃないと信じたい!

そんなわけでこのニュースから見えてくる、日本の性犯罪にたいする司法制度の問題と、社会的な意識の問題について迫ってみたいと思います。

性犯罪は強盗罪と同じぐらい

日本では「強制性交罪」と「強盗罪」の懲役年数は同じです。

暴行又は脅迫を用いて、他人の財物を強取したり(一項強盗)、財産上不法の利益を自分で得たり他人に得させたり(二項強盗)すると成立する。法定刑は5年以上の有期懲役未遂も処罰され(刑法243条)、予備も処罰される

出典:Wikipedia 強盗罪

暴行または脅迫によって性交肛門性交口腔性交をする罪。刑法第177条が禁じ、5年以上の有期懲役に処せられる。強制性交罪

出典:コトバンク

平成29年の改定以前は、対象が女性だけでありましたが、改定以降は性別に関係なく適用されるようになりました。

また書いて以前は「親告罪」と言って、被害者が警察に親告をしないと立件できませんでしたが、改定後はこれも取り消されました。

被害者なのに責められる?性犯罪

性犯罪はまごうことなき犯罪です。

しかし古くからの価値観や世の中の偏見は性犯罪の被害者を苦しめます。

それは「なぜ抵抗できなかったのか、抵抗しなかったのか、抵抗できなかった理由を証明せよ、抵抗しないなら同意していたのではないか。」という疑いの目を向けられることです。

この裁判でも「抵抗できない状態ではなかった。」という理由で被告に無罪判決がなされています。

つまり抵抗しなかったのなら同意していた、抵抗できない理由が証明できないのなら悪いのは被害者だという意識が社会的にも司法内にもあるということです。

これっておかしいと思いませんか?

セカンドレイプと言われる性犯罪の事情聴取、裁判、世間の目

強盗の被害にあった人を責める人はあまりいないと思います。

しかし、性犯罪に合うと

「ふしだらだったからでは?被害者の恰好が挑発的だったのでは?夜遅くで歩いていたからでは?いやなら抵抗できるじゃないか。」

っと被害者を責めるような言葉がたくさん浴びせられます。

そして警察に言っての事情聴取では、被害の状況を詳しく話さなければなりません。相手が女性ならまだいいですが、男性の警察官に対して話さなければならない状況もあるので被害者にとってものすごい心の負担になります。

さて、警察に行って立件した後、裁判で起こるのはどのようなことなのでしょうか↓続きは下から

娘に対して性行為を強要した男が無罪になったというニュースから、日本の性犯罪に対する司法制度、社会的意識の問題をまとめてみました。
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