日本では2015年に初めて渋谷区で「同性パートナーシップ」が導入されました。
同性パートナーシップとは
さて日本では比較的最近に導入された同性パートナーシップ制度ですが、世界ではどんな国がこの同性パートナーシップや同性婚を認めているのか、日本との違いは何かを探っていきたいと思います。
愛の国フランス
フランスでは1999年からパックスと呼ばれる異性、同性関係なくパートナーシップを結ぶ制度が整えられ、2013年から同性婚ができるようになりました。
町を歩けば、異性のカップルと変わりなく同性カップルが手を繋ぎ、愛を囁き合っています。
元々愛に対して寛容なフランス🇫🇷。愛に異性も同性も関係ないということですかね!
ちなみにフランスでは兄弟の結婚も認められています。
自由の国アメリカ
アメリカでも2015年、同性婚を認めるという最高裁の判決が下され、アメリカの歴史を大きく変えました。基本的に同性婚や同性パートナーシップが認められていますが、アメリカの場合、州ごとに法が変わるので、州によって差があります。
またその州で強いキリスト教の宗派(福音派、カトリック、モルモン教など)が同性愛を認めていない場合、同性愛の人は差別の対象になります。自由でなんでもありと言われてるアメリカですが、キリスト教色が強い国なので、同性愛の問題はいつも大統領選挙の大切な議題に挙がっています。
福祉国家の北欧の国々 デンマーク、スウェーデン、デンマーク
こちらの国ではすべての人々が平等で公平な社会を営むためにも、年に同性婚を認め、差別を禁止しています。
同性婚だけでなく、これら北欧の国々は税金は高いけれど、教育の機会の平等や老後の生活を心配する必要のない、幸福度の高い国です。
同性カップル幸福度が1番高いのも北欧の国々だとか!
ちなみに北欧で認められているのは次の事です。
<北欧5カ国で定められている事がら>
1)同性愛を疾病リストから削除
2)性的指向による差別(同性愛者への差別)の禁止 ※ノルウェーが世界で初めて制定(1981年)
3)同性愛行為の合法化
4)同居する同性カップルの法的保護
5)同性カップルの一方の実子を他方が養子とすることができる
6)同性カップルが、いずれの子でもないものを共同で養子とすることができる ※フィンランドでは2017年に法律は成立済み。2019年に法施行の見通し。
7)同性登録パートナーシップ ※デンマークが世界で初めて導入(1989年)
8)同性婚
9)性別変更を可能とする
10)性別変更の要件(手術など)を撤廃
11)性自認による差別(トランスジェンダーへの差別)の禁止
12)トランスジェンダーを疾病リストから削除 ※デンマークのみ。世界初(2017年)
現時点、上記の中で日本で認められているのは、1、3、9のみです。
今後同性婚はありえるか
愛する人と結婚したいと言うのは人間なら大抵の人は持つ感情です。
今後日本で同性婚を認めることはありえるのでしょうか。
今年の2月14日に、13組の同性カップルが結婚を認めるよう、国を提訴しました。
これで、国が認めれば同性婚は認められることになります。
日本国憲法には【結婚は両性の合意によって成立】と書かれています。この憲法をどう解釈するかにもよりますが、日本国憲法が成立してすでに70年の時が流れ、時代は変わっています。
G7の中で同性婚を認めていないのは日本だけ!
愛するもの同士の結婚を認めないなんて無粋なこと言ってないで、認めたらどうでしょうかね?
最後に愛は勝つ!っと信じたい!