「救急車を呼んだが、どこの病院でも断られて、治療が受けられずたらい回しにされて亡くなってしまった。」っというニュースが流れることがしばしばあります。
もちろん病院のせいだけではなく、医者の数が足りない、病院のベットの数が足りないなどの問題のためです。
そんな中、何があっても絶対に断らない、すべての患者を受け入れる病院、医者が「情熱大陸」で紹介されていたので、そんな素晴らしいお医者さんは一体だれなのかということで、調べてみることにしました。
山上浩 湘南総合病院救急総合診療科救急救命センター長
山上浩プロフィール

出典:救急センターHP
1979年福井県生まれ
福井大学医学部 平成15年卒
福井大学在学中に不整脈を患い循環器内科を目指したが、卒業後内科医として当直していた時に対応できる場面が少ないことに気が付き、救急医に転向。
2013年に湘南鎌倉総合病院救急総合診療科部長
2018年救命救急センター長就任
日本救急医学会指導医、日本救急医学会救急専門医
妻と娘二人の4人家族
趣味:山登り、ランニング
どんな患者さんでも救いたいという思いが救急医に転向するきっかけとなったようですね。
大事にしている3つのこと
断る理由を探すより、どうしたら受け入れれるのか
湘南ERの診療を求められたとき、それを断る理由を探すのではなく、いかにすれば応えられるかを柔軟に考える。
日々様々な課題に直面するが、どんなときも前向きに解決策を考えていきたい。引用:https://www.skgh-er.jp/about/
いわゆる患者さんをたらい回しにしないために何ができるかをすぐ考えること・・何ができるか考えることというのはどんな時でも大事ですよね!
何をやりたいかより、何をやらなければならないのか
自分の得意とすること、自分のやりたいことをやり続けるものひとつ。
でも、自分に何を求められているか、自分がなにをすべきかを考えることも大切。
時代が、社会が、地域が求めること、
すなはち、患者やその家族が求める医療を提供し続けること目指したい。引用:https://www.skgh-er.jp/about/
患者さんに今何が必要なのかを適切に判断できなければ命は救えない・・。その通りです。
誰がやるかではなく、何をやるか
名医やスーパーマンを呼んでくるのではなく、
自分が患者のために正しいと信じることを、謙虚にタフにやり続けること。引用:https://www.skgh-er.jp/about/
その結果が名医となるんでしょうね。謙虚なその姿勢は本当に頭が下がります。
湘南鎌倉総合病院について
湘南鎌倉総合病院は24時間いつでも診療を行うことをモットーに昭和63年11月に開院したそうです。
湘南地区、横浜地区、三浦半島地区の約100万人の地域をカバーする基幹病院として地域になくてはならない病院となっています。
「断らない医療の実践」は病院全体の共通認識であり、医師・コメディカルスタッフが一体となって、質の高い初期診療から高度医療を提供しているのが特徴です。
救急センターだけでなく、どんな場合でどんな患者さんにも適切な医療を提供することを心がけているそうです
素晴らしい病院です!
山上先生のご活躍に今後も注目です!
ホームページ:https://www.skgh-er.jp/